ヘイトの前に知っておきたい「アジア」とバイアス

こんにちは。

先日のフィンランド人種差別の一件ですが、前々からどこかで伝えたいと思いつつも機会がなかったことがありまして・・・

主にアジアについてです。

興味があれば、ぜひ最後までお読みいただければ嬉しく思います。

まず、人種差別は絶対になくならないということ。

これはいじめが生物界からなくならないことと同じで、異質なものは集団から弾き出される原理があるということと重なるんじゃないかと思います。

クラス(学級)は一つ。

地球も一つ。

みんなが仲良くすることは集団の中で不可能なのです。

そこで伝えたいのが、学者レベルでしか知られていない「アジアの概念」と心理バイアスです。

これはインドを専門に研究されている教授兼アーティストから聞いた貴重な話だったのですが、古来はヨーロッパ人から見ると、現トルコにあるボスポラス海峡よりも東は、全部「アジア」だったそうです。

めちゃくちゃ広すぎやろ(笑)。

地球儀を見たらほとんどがアジアです。

しかも”野蛮っぽい”って意味もあったとか・・・現実ってそんなもんなんです。

受け入れるしかないですね。

中東もインドも東南アジアも中国も朝鮮半島も日本も全部アジア。

現在も世界はヨーロッパを中心に回っているので、この自然現象はなくならないと思います。

強烈なバイアスですね。

ちなみにバイアスとは何かというと、「○○はこんなもんだ」と、都合よくまとめてしまう心理現象で、脳の負担を減らすために存在するそうです。

確かに今回のフィンランドの「つり目」は悪意がありますね。

しかしながら、私たち日本人にもバイアスはかなりあって、先方が快くは思わないだろうと思ったのが、誇張したアメリカ人です。

昔はパーティ用品とかで「アメリカ人になりきる大きな鼻」なんてありましたね。

いつだったか吉本の男女コンビ(漫才コンビではない)がそれをつけて、アメリカのコメディ「っぽい」ネタをテレビでやっていたのを覚えています。

あの芸は、アメリカ人ともネットで繋がるようになった今は、できれば見せたくない芸です。

でも当時はあれが日本人の感覚でした。

そんなに古くないと思うけど・・・まだそれだけ距離が遠かったんでしょうね。

ヨーロッパ人が日中韓の区別がつかないのと、東アジア人が英仏独(伊)の区別がつかないのも、距離が遠いが故の有名なバイアスです。

それに比べるとミクロになりますが、実は日本と中国も遠いと思います。

80〜90年代にはポップカルチャーで中国をイメージしたものがたくさん生まれました。

『ドラゴンボール』もイメージとしては古代中国な感じがしますし、堺正章主演の『西遊記』の三蔵法師が女性というのは、中国人が見ると笑ってしまうそうです。

(個人的にドラゴンボールはじめ中国系の話は大好きなんですが)

これはバイアスというか人種差別の逆で、かなり神格化しているところがあったんじゃないかと思います。

神格化に関していうと、日本は北欧を人権先進国として美化しすぎているところがありませんか。

でも逆に、「美しい国ジパング」みたいに日本も神格化されたりすることは往々にしてあるんですよね。

これはSNSでブロックするハメになるまで絡まれて困ったことがありました・・・

で、フィンランドの件で個人的に思ったのが、アジアンヘイトは止められなくても、グローバル世界でXにつり目ポーズを載せたことはフィンランドにとって自殺行為スレスレだったんじゃないかということです。

フィンランド首相が「日中韓に対して」謝ったこと(つまり東アジア特定)と、「人権国家として」これからは「決してあってはならない」と声明したこともイメージとしてよくはなかった。

「決して」や「絶対」という言葉も気をつけないといけない言葉で、この声明には福祉国家のイメージを絶対に崩せないフィンランドの弱みがあるように見えました。

もっとマクロに考えると・・・

国際社会として考えてみると、国家イメージの悪化はそれ一つで国家の存続危機を左右するリスクがあります。

(いま中国は日本のネガティブキャンペーン真っ最中ですが)

フィンランドは北欧4カ国の中でも実は言語ルーツが他とは異なり、一番最後に北欧ブランドに入った国です。

真横にはロシアもいるので、悠々としていられるポジションではありません。

フィンランドの人口は、実はたった550万人ほど。

日本の人口は約1億2300万人なので、フィンランドからすると約22倍。

日中韓を合わせるとヘイトした東アジア人はなんと約15億人もいるんです。

これはフィンランドの約290倍の人口で、皮肉なことに経済力が強い。

敵に回すと大ダメージを受けることが想像できてしまいます。

一国の個人アカウントが招いたトラブルは、国際社会ではリスクしかなかったといえるのではないでしょうか。

アジアンヘイトはヨーロッパ全体にありますし、やめろといっても消せるものではありません。

ただ、SNSの拡散力は半端ないので責任を持って発信をしないと、たった一人のおふざけが自国に泥を塗り、国力が弱くなる可能性も十分に考えられたのです。

人権国家、福祉国家は北欧4カ国のブランドイメージでもありますからね。

それが今回強く思ったことです。

時事問題に関しては、まずはどうしてそのようなことが起こったのか、原因と地政学的ルーツから考えることが大事かなと思っています。

ChatGTPを使って見えてきたこともあったので、AIを活用することでここまで記事にまとめられたことで腑に落ちました。

それでは最後までお読みいただきましてありがとうございました!


投稿日

カテゴリー:

投稿者: